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ちょうきょうき【聴胸器】

読者カード 項目 2025年03月03日 公開

2021年06月05日 古書人さん投稿

用例:叉聴胸器ヲ用テ腹部臍ノ左側ヲ診スルニ胎児ノ心音仄ニ聴取ス〔中外雑説・陣痛乏弱ニ麥奴ノ効驗並ニ假死ノ初生児ニ人工呼吸ヲ施セシ治驗〕
『東京醫事新誌(第56号)』 1879年4月19日 櫻井郁次郎
語釈:〔名〕「ちょうしんき(聴診器)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:2011年4月4日付けで、佐藤勤也(編)『實用産科学 前編』(1901)の例をご紹介いただいていますが、さらに、22年さかのぼります。ちなみに、「聴診器」の語釈は「呼吸音、胸膜音、心音、胎児心音などを聴診する器具。一八一九年フランスの医師ラエネクがノートを筒形にまいたものを用いたのが最初。現在は両耳孔に入れる部分と患者に当てる部分をゴム管や合成樹脂管で連結する双耳式聴診器がおもに用いられている」となっています。

著書・作品名:東京醫事新誌(第56号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1879年4月19日

著者・作者:櫻井郁次郎

掲載ページなど:5ページ6行目

発行元:東京醫事新誌局