日国友の会

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進捗があり次第、こちらのページでお知らせいたします。

まごたろうむし【孫太郎虫】

読者カード 用例 2025年03月20日 公開

2025年01月01日 makuneさん投稿

用例:齋川の孫太郎蟲 刈田郡齋川驛南に小川あり。是より取る蟲なり。形蜈(ムカデ)に似て長さ一寸五分。或は二寸斗りなり。色靑黑にして甚だみにくし。炙りて酒肴とし。
『封内土産考』 1798年 里見藤右衛門
語釈:〔名〕ヘビトンボ科の幼虫。体長四~五センチメートル。全体に暗褐色。三対の胸脚と一対の尾毛をもつ。川底の小石の下などにすみ、えらで呼吸し、鎌状の大あごで小昆虫を捕食する。黒焼きにしたものは小児の疳(かん)の妙薬として知られる。地方によってはゲンゴロウの幼虫をいうこともある。孫太郎。《季・夏》

コメント:既投稿例より古い。

編集部:2009年1月27日付けで、古書人さんに、郁文舎編輯所『理科辞典』(1904)の例をご紹介いただいていますが、さらに、106年さかのぼります。

著書・作品名:封内土産考

媒体形式:その他

刊行年(月日):1798年

著者・作者:里見藤右衛門

掲載ページなど:438ページ下段8行目〔『仙台叢書 第三巻』、1971年9月20日発行〕

発行元:宝文堂