1. 霜月
日本大百科全書
陰暦11月の異称。だいたい陽暦の12月にあたる。この月になると霜がしきりに降るから霜降月といったのが、霜月に転じたといい、露ごもりの葉月、神楽(かぐら)月、雪待 ...
2. しも‐つき【霜月】
デジタル大辞泉
陰暦11月の異称。霜降月。《季 冬》「―や日まぜにしけて冬籠/去来」 ...
3. しも‐つき【霜月】
日本国語大辞典
〜81〕「十一月 俗霜月 シモツキ」*日葡辞書〔1603〜04〕「Ximotçuqi (シモツキ)〈訳〉日本の一一番目の月」*俳諧・冬の日〔1685〕「霜月や鸛 ...
4. 十一月 《霜月》 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
収穫を祝い感謝する季節 秋の深まりをいつくしみ 冬の足音に耳を澄ます ...
5. そう‐げつ【霜月】
デジタル大辞泉
1 霜と月の光。 2 霜の降りた夜の、冷たく澄んだ月。 3 陰暦11月の異称。しもつき。 ...
6. そう‐げつ[サウ:]【霜月】
日本国語大辞典
帳芳、霜月低兮蘭燈映」*金刀比羅本保元物語〔1220頃か〕下・為義の北の方身を投げ給ふ事「燕子楼の霜月(サウゲツ)に夜々心を傷しむ」*王勃‐寒夜懐友雑体詩「北山 ...
7. 霜月会
日本大百科全書
11月(
霜月)14日から10日間、比叡山(ひえいざん)延暦寺(えんりゃくじ)で天台大師智
(ちぎ)忌の24日を期して営まれる
...8. しもつき‐え【霜月会】
デジタル大辞泉
11月24日の天台大師智
(ちぎ)の忌日によせて、延暦寺で11月14日から10日間行われる法華十講。《季 冬》
...9. しもつき‐え[:ヱ]【霜月会】
日本国語大辞典
う法華十講で、二四日に至って大師供を行なうもの。《季・冬》*観智院本三宝絵〔984〕下「比叡の霜月会はもろこしの天台大師の忌日也」*栄花物語〔1028〜92頃〕 ...
10. 霜月會(しもつきえ)
古事類苑
宗教部 洋巻 第2巻 213ページ ...
11. しもつき‐え【霜月会・十一月会】
仏教語大辞典
比叡山延暦寺で、毎年十一月二十四日の天台大師の忌日に当たり十四日から十日間大講堂で行う法華十講で、二十四日に至って大師供を行うもの。 続史愚抄 四三・永正三・六 ...
12. 霜月神楽
世界大百科事典
民俗芸能。神楽の一種で霜月(旧暦11月)に行われる湯立(ゆだて)神楽。伊勢神宮外宮の御師(おし)たちが霜月に行った寄合神楽や奉納神楽が全国に流布したといわれ,伊 ...
13. しもつき‐かぐら【霜月神楽】
デジタル大辞泉
湯立(ゆだ)て神楽のうち、特に万物の生気が弱まるとされる陰暦11月ごろに行うもの。長野県飯田市の遠山祭、愛知県北設楽郡の花祭りなど。 ...
14. しもつき‐かぐら【霜月神楽】
日本国語大辞典
〔名〕中部山岳地帯の村々で行なわれる一種の神楽。もと陰暦一一月に、現在は一二月から一月にかけて行なわれることが多い。花祭。遠山祭。シモツキカ ...
15. しもつきかぐら【霜月神楽】
国史大辞典
例は花祭として名高い。部分的に姿をとどめる霜月神楽は、広く全国に分布している。→花祭(はなまつり),→冬祭(ふゆまつり) [参考文献]本田安次『霜月神楽之研究』 ...
16. しもつき‐がゆ【霜月粥】
デジタル大辞泉
陰暦11月23〜24日の大師講に炊く粥。多くは小豆や団子などを入れて炊く。追い出し粥。衣粥。 ...
17. しもつき‐がゆ【霜月粥】
日本国語大辞典
大師粥。智慧粥。ころもがゆ。*諸国風俗問状答〔19C前〕丹後国峯山領風俗問状答・一一月・九六「但当月霜月粥と称し、小豆粥を家々日を不限、心次第に煮候てすすり候事 ...
18. しもつき‐がれい[:がれひ]【霜月鰈】
日本国語大辞典
〔名〕
霜月(陰暦一一月)頃からとれる冬のカレイ。《季・冬》*本朝食鑑〔1697〕八「鰈 〈略〉一種大者不
過
...19. 霜月騒動
日本大百科全書
りく)された事件。安達泰盛の乱、また泰盛の官職によって秋田城介(じょうのすけ)の乱ともいう。「霜月騒動」の称は『保暦間記(ほうりゃくかんき)』にみえるもので、事 ...
20.&nbsnbsp;霜月騒動
世界大百科事典
→弘安合戦 ...
21. しもつき‐そうどう[:サウドウ]【霜月騒動】
日本国語大辞典
弘安八年(一二八五)、安達泰盛一族が執権北条貞時によって滅ぼされた事件。執権北条家と御家人勢力を代表する安達氏との対決といわれ、安達一族は滅亡し、北条氏の勢力が ...
22. しもつきそうどう【霜月騒動】
国史大辞典
将軍家権威の確立、御家人保護を旨とする諸施策を矢継早に出した。霜月騒動の原因は、このような推移の中に求められるべきであろう。霜月騒動は政治的には安達氏に代表され ...
23. 霜月騒動
日本史年表
平頼綱, 安達泰盛 等を滅ぼし、 金沢顕時 を上総に配流( 霜月騒動 )(鎌倉年代記)。 1294年〈永仁2 甲午〉 6・29 幕府, 霜月騒動 の賞罰の沙汰を ...
24. しもつき‐びらめ【霜月鮃】
日本国語大辞典
〔名〕霜月(陰暦一一月)頃にとれる大きなヒラメ。*物類称呼〔1775〕二「比目魚〈略〉江戸にて云霜月びらめを越後の糸魚(いとい)川にて、あさばとなづく」 ...
25. 霜月祭
日本大百科全書
宮廷では新嘗祭(にいなめさい)があり、また各地の神社では霜月神楽(かぐら)が行われる。農家ではイネの収穫祭にあたる。期日は地方によって一定しないが、北九州では霜 ...
26. 霜月祭
世界大百科事典
ろは)山の霜月神楽のように神楽形式の祭りを行う場合も多い。南島の霜月祭,冬折目は本土とは異なり,里芋,甘藷,山芋など芋類の収穫祭となっており,より古い形ではない ...
27. しもつき‐まつり【霜月祭(り)】
デジタル大辞泉
陰暦11月に行う民間の祭り。収穫祭や氏神(うじがみ)祭りが多く、祭日は地方によって異なる。《季 冬》 ...
28. しもつき‐まつり【霜月祭】
日本国語大辞典
〔名〕収穫完了の霜月(陰暦一一月)に行なう祭。農事終了の折目にあたるものでこれには刈り初めの時の穂掛祭と稲刈りの終わった時の刈上祭があった。祭神は氏神や荒神であ ...
29. しもずきばらい【霜月払】[方言]
日本方言大辞典
結婚して家を出た者が、年末に生家に帰って一、二夜泊まること。 宮城県栗原郡113栗原郡誌(宮城県栗原郡教育会)1918 ...
30. しもつきがゆ【霜月粥】[方言]
日本方言大辞典
陰暦十一月に小豆がゆを神前に供え、家族で食べる行事。年内は川に落ちないという。 京都府竹野郡622丹後網野の方言(井上正一)1964 ...
31. しもつきえ【霜月会】
国史大辞典
⇒法華会(ほっけえ) ...
32. お‐しもつき【御霜月】
デジタル大辞泉
浄土真宗で、11月22日から親鸞(しんらん)の命日の28日までの期間。法要が営まれる。お七夜。《季 冬》 ...
33. お‐しもつき【御霜月】
日本国語大辞典
74〕冬・二「銭箱に鐘もひびくやお霜月〈西山梅翁〉」*俳諧・西鶴大矢数〔1681〕第二〇「下戸ならぬこそ明日の朝 御霜月難波の御堂執行あり」*浄瑠璃・心中二枚絵 ...
34. お‐しもつき【御霜月】
仏教語大辞典
「霜月」は十一月の古称 真宗で十一月二十二日から宗祖親鸞の正忌の十一月二十八日までをいう。その間七昼夜、本山で報恩講が営まれる。御七昼夜とも。 心中二枚絵草紙 ...
35. 天竜村の霜月神楽
デジタル大辞泉プラス
長野県下伊那郡天龍村の向方、坂部、大河内の各地区に伝わる民俗芸能。旧暦11月にそれぞれの地区の神社で奉納される。湯を煮立てたかまどの周りで祈祷や神楽を行うことか ...
36. 遠山の霜月祭
デジタル大辞泉プラス
長野県下伊那郡の遠山地方(飯田市南信濃地区、上村地区)に伝わる民俗行事。湯を煮立てたかまどの周りで祈祷や神楽を行う。古くは「湯立神楽」とも呼ばれた。1979年、 ...
37. 遠山祭(遠山の霜月祭)[百科マルチメディア]
日本大百科全書
長野県南部の遠山地方に伝承される湯立神楽(ゆだてかぐら)。霜月祭(しもつきまつり)、押し祭ともよばれる。毎年12月上旬から各集落で順次行われる。湯釜(ゆがま)で ...
38. はつしも‐づき【初霜月】
デジタル大辞泉
陰暦10月の異称。 ...
39. はつしも‐づき【初霜月】
日本国語大辞典
室町〕「十二月異名〈略〉十〈略〉初霜月〈略〉草も木も初霜月の朝ぼらけながめも白きのへの遠かた〈鴨長明〉」*和訓栞〔1777〜1862〕「はつしも〈略〉初霜月は十 ...
40. nbsp;保呂羽山の霜月神楽[百科マルチメディア]
日本大百科全書
国指定重要無形民俗文化財 秋田県横手市 保呂羽山波宇志別神社(ほろわさんはうしわけじんじゃ)
秋田県観光課
...41. 保呂羽山(ほろわさん)の霜月神楽
デジタル大辞泉プラス
秋田県横手市大森町に伝わる民俗芸能。毎年11月に行われる波宇志別神社の例祭で奉納される湯立神楽の一種。1977年、国の重要無形民俗文化財に指定。 2013年04 ...
42. ゆうしも‐つき[ゆふしも:]【夕霜月】
日本国語大辞典
〔名〕夕霜のおく頃の月。*藻塩草〔1513頃〕一・月「夕霜月」 ...
43. frimaio
ポケプロ伊和
[男性名詞]霜月(フランス革命暦の秋の第3番目の月,太陽暦の11月21[22]日-12月20[21]日) ...
44. Fri・maire音声
ランダムハウス英和
n. フリメール,霜月:フランス革命暦の第3月;グレゴリウス暦の11月21-23日から12月20-22日までに当たる. cf. REVOLUTIONARY CA ...
45. frimaire
ポケプロ仏和
[男性名詞]フリメール,霜月(共和暦第3月). ...
46. Revolútionary cálendar
ランダムハウス英和
Vendémiaire (ぶどう月);2月 Brumaire (霧月);3月 Frimaire (霜月);4月 Nivôse (雪月);5月 Pluviôse ...
47. じょし【女子】[標準語索引]
日本方言大辞典
対する敬称わねーはん次女以下のじょし:女子を卑しめて言う語だめおばじょし:女子が十三歳になって霜月十五日に、婚礼衣装を新調して宮参りする祝いへこいわいじょし:女 ...
48. へこいわい【褌祝】[方言]
日本方言大辞典
十三歳の祝い。 長崎県五島917五島民俗図誌(久保清・橋浦泰雄)1934(4)女子が十三歳になって霜月十五日に、婚礼衣装を新調して宮参りする祝い。 長崎県久賀島 ...
49. やまのかみ【山神】[方言]
日本方言大辞典
まのかみまつり》 長野県佐久(一月十七日)493東信濃方言集(上原邦一)1976俳諧毛吹草二「霜月〈略〉山の神祭」やまのかみ の的まと幹の平たい山の木。山の神が ...
50. あいがめ‐やく[あゐがめ:]【藍瓶役】
日本国語大辞典
*正宝事録‐一四一〇・正徳四年〔1714〕四月六日「紺屋藍瓶役之事、一つに付鳥目弐百文宛、毎年霜月中可出之旨被仰付候所」*地方凡例録〔1794〕五「紺屋役は上方 ...