字通【作者解説】

潘耒
はんらい 
一六四六~一七〇八 原名楝呉。字は次耕。稼堂と号した。晩に止止居士という。(江〓)呉江の人。徐枋・顧炎武に学び、康熙十八年(一六七九)鴻博に挙げられ、〓林院検討となり、〔明史〕を纂修。音韻の学に精しく〔類音〕八巻あり、顧炎武の学を伝えた。また遊記の類が多く、〔遂初堂集〕詩十二巻、文十五巻。〔遂初堂詩集〕十六巻、〔文集〕二十巻がある。〔清詩初三〕。