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新版 歌舞伎事典

総説

総説

 歌舞伎は、舞楽・能・狂言・人形浄瑠璃などとともに日本の代表的な古典演劇である。歌舞伎は人形浄瑠璃と同じく江戸時代に庶民の芸能として誕生し、育てられて、現代もなお興行素材としての価値を持っている。明治以後、江戸時代に作られた作品は古典となり、演技・演出が〈型〉として固定したものも多いが、一方に新しい様式を生み出し、その様式にもとづいた作品群を作りつづけてきた。また、古典化した作品の上演にも新演出を試みるなどの方法によって、全体としては流動しながら現代に伝承され、創造がくり返されている。その意味で、歌舞伎は現代の大衆演劇としての可能性も併せ持っているといえる。

 歌舞伎という漢字表記は当て字である。しかし、〈歌〉(音楽性)、〈舞〉(舞踊性)、〈伎〉(技芸・物真似)をそれぞれ意味するこの当て字は、独特な様式的演劇である歌舞伎の特質をうまく表現しえているところから、広く慣用されている。江戸時代には、初期の遊女歌舞伎時代に作られた〈歌舞妓〉の表記がふつうであったが、明治以後もっぱら〈歌舞伎〉が用いられるようになった。

 語源的には、〈かぶく〉(傾く)という動詞の連用形が名詞化したもので、並み外れたもの、常軌を逸するものといった意味で、精神的な面についても、また異風異装、流行の先端を行く髪型や服装、さらには乱暴狼藉の行動など現象的な面についても広く用いた語である。

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