8. 特集
2025年3集・夏号の特集企画欄は、「ROE改善度」、「DOE」、「会社業績修正」、「経常益÷期初会社予想」です。
【ROE改善度】
前期実績ROE(自己資本利益率)とそれ以前の過去3期平均のROEを比較した改善度に加えて、( )内にその過去3期平均のROEを掲載しています。マイナスの場合は「-」。数値は小数第2位を四捨五入。債務超過の場合は、ROEを計算しません。
前期が変則決算の場合や、会計制度を変更した場合は、ROE改善度は「―」。過去3期中に変則決算があった場合は、その決算期を外して平均ROEを算出。過去3期中に会計制度変更があった場合は、前期実績と同じ会計基準の決算期のみで平均ROEを算出。上場前は東洋経済保有データのみ対象。
前期ROE、3期平均ROEともに純益が経常(税前)の0.8倍以上の場合、プラス・マイナスとも3桁以上の場合は除く。
【DOE】
1株当たり株主資本に対する1株当たり配当の割合を示すDOE(株主資本配当率)の前期実績と、それ以前の過去3期の平均値を掲載しています。DOEは四季報掲載基準の1株当たり純資産を用いて算出。1株当たり純資産がゼロまたはマイナスなど、DOEが算出できない場合は「―」、無配の場合は「0.0」と表記。過去3期平均は上場後を対象に算出。決算期変更や会計制度の変更などで該当決算期が少なく、1~2期分の平均値の場合もあります。
【会社業績修正】
原則、5月28日までに実績が発表された直近決算期を含む過去3決算期について、会社が公表した期初経常利益予想を修正した回数を、上方修正と下方修正に分けて掲載しています。最新決算期は2025年3月期。会社予想に幅がある会社は、下限予想の修正回数を掲載。会社予想が「未定」となった場合は修正回数から除きました。期中で決算方式(連結と単独など)を変更した期、変則決算期などは対象から除外しています。該当数値のない場合は「―」。
【経常益÷期初会社予想】
原則、5月28日までに実績が発表された直近決算期を含む過去3決算期における経常利益実績を、期初の会社経常利益予想で割った3期分の平均です。小数第2位を四捨五入。数値が1より大きければ、経常利益実績が期初の会社経常利益予想より上方乖離しています(会社の期初予想が慎重だった)ことを示しています。
会社期初予想が経常赤字で実績値が経常黒字になったときは△2.2などと白い三角を、会社期初予想が経常黒字で実績値が経常赤字になったときは-2.2などと表示しています。会社期初予想と実績値ともに赤字の場合は計算対象期から除外。会社の経常利益予想に幅がある場合、会社の期初経常利益予想がゼロの場合なども計算対象期から除外。
連続赤字などで計算対象期がない場合は「‥」と表示。なお、過去3期内に一度も通期の経常利益予想を発表していない会社は、修正回数、経常益÷期初会社予想とも「―」と記載。IFRS方式などで経常利益の記載がないときは税前利益で算出しています。